人材派遣のビジネスモデルと手数料

どうも、りかちゅうです!人材派遣会社ってどうやって利益を得ているかご存知ですか?知らない人のために簡単に言いますと手数料ビジネスですね。人材派遣会社は取引先の企業からお金をもらいそこから利益を得ています。詳しい話は後ほどしますね。その話がどうしたんだよって?実は大手人材派遣会社の会長をやっている人がいましてその人が本当悪徳でしかないんですよ。それで、どうしてその人が悪徳なのかを暴くためにも人材派遣会社の仕組みを教えたいと思いまして。ですので、この記事で人材派遣会社のビジネスモデルについて話しますね。

人材派遣派遣とは

人材派遣会社のとはどのようなものか漠然としか知らない方もあるかと思われますので、まずは人材派遣会社の概要について話したいと思います。人材派会社とは長期的ではないが一時的な労働力を必要としている企業をクライアントとし、その人材派遣会社に登録している人の中からクライアントが要求している職務に適した人材を提供するサービスを運営している会社です。ですので、派遣会社はある程度均質的なスキル・特徴がある人かどうかを見極めています。ちなみに人材派遣会社は厚生労働大臣の許可を受けないと運営できません。

その際に気を付けておくべき点は人材派遣業が提供されるサービスは派遣スタッフが行う業務であるということです。ですので、派遣会社に登録したスタッフとして登録した人は派遣会社と雇用契約を結びますが、実際に働く先は派遣会社のクライアント企業です。

人材紹介会社とはどう違うの?

人材派遣会社と一瞬勘違いしてしまうサービスがありますよね?それは人材紹介会社です。理由としてはお互いクライアント先の企業に人を斡旋しているからです。ですが、2つのサービスには決定的な違いがあります。1つ目は働く期間です。人材紹介会社のクライアントは長期的に働いてくれる人を求めています。それもあって半年以内に紹介した人が辞めてしまったら人材紹介会社は紹介手数料を返金しないといけません。一方、人材派遣会社のクライアントは短期的に働いてくれる人を求めています。

そして、2つ目が決定的に違う点です。それは雇用契約先です。人材紹介者経由で働くことが決まった人は人材紹介会社のクライアント企業と雇用契約を結びます。ですが、人材派遣会社は先ほども述べたように雇用形態は人材派遣会社です。ですので、派遣社員は派遣会社から給料をもらいます。

※人材紹介会社の仕組みについてはこちらの記事を見てください。

いい加減人材紹介会社がある理由

派遣の種類

派遣社員の種類は複数あります。種類に関しては主に3種類です。ではどのようにカテゴリーが別れているのか?

1.一般派遣(登録型派遣)

派遣社員になりたい人が人材派遣会社に登録し派遣のニーズがあるときだけに雇用契約を結び、人材派遣会社のクライアント会社に派遣することです。基本的にこのような形態をとっています。

2.特定派遣

派遣会社が派遣社員とと正社員のように雇用契約を結んでいる状況のことです。派遣期間が終わっても派遣会社での雇用関係が続き仕事がもらえる状況です。システムエンジニアやインフラエンジニアなどがそのような事例がありますね。いわゆるSESです。ちなみにSESに関してはブラックなイメージを持っている人はいます。

3.紹介予定派遣

普通の派遣に関しては短期的ではあるものの、紹介予定の派遣に関しては正社員・契約社員として雇用されることを前提とするものです。はじめの期間はお試しとして、派遣社員としての雇用形態ですが、その後は派遣会社のクライアントと雇用契約を結ぶことになります。実際に私のインターン先でもこのような人を見かけたことがあります。

派遣のビジネスモデル

以上が人材派遣会社の仕組みです。では肝心たる人材派遣会社のビジネスモデルはどのようなものなのか?それは派遣先のクライアントと派遣契約を結んで派遣料金を受け取ることです。ですが、派遣会社は100%派遣会社のものではありません。その一部を派遣社員に渡します。

具体例を言うと人材派遣会社のクライアントと人材派遣会社と契約をする時に時給2000円を派遣社員に渡すという契約になったとしましょう。その際に人材派遣会社は派遣社員に時給1500円という風に言います。全部渡したら利益になりませんからね。要は残りの時給500円を人材派遣会社がもらうということです。

ですので、人材派遣会社は戦力となる派遣社員が増えてくれた方が得であるということです。また、人材派遣会社からしたら人を紹介さえすれば働かなくても日々のお金をもらうことができます。

竹中の思惑

先ほど悪徳な奴があると話していましたよね?ですので、今から悪徳な奴の話をしますね。悪徳な奴の正体は竹中平蔵です。大手人材派遣会社ことパソナの会長でもある竹中平蔵は非正規雇用を増やそうみたいな考えあります。なんかすぐにクビにできるみたいな感じで。その発言のせいで竹中は色んな人から叩かれています。そりゃ、非正規雇用を推奨するということは低賃金になる人が増えるため、人の収入源をなくそうという考えであることになりますからね。非正規雇用の問題点に関してはこちらの記事に書かれています。

非正規雇用はメリットはあっても問題点もある

まあ、他にも意味不明な発言は多いので他のことでも叩かれているんですけどね。では竹中はなんでそんな発言をするのか?それはパソナの利益を得るためです。先ほども述べたように人材派遣会社は企業からもらった手数料の一部を派遣社員に渡し、残り分で利益を得ています。そう考えると竹中にとっては派遣社員が増えた方がパソナ利益になるということから派遣社員を増やそうみたいな考えをしてるんです。ただのエゴですね。私のお父さんもこのような神経がうざいと言ってますね。また、自己都合になりますが私の出身大学でもある東洋にも携わってるのでふざけんなって気持ちでしかないです。東洋大学の負の遺産ですね。良い大学だと評価されているだけあって竹中がいると汚れてしまいます。

まとめ

私は派遣社員として働いたことはありません。ですが、ここで言えることとしては派遣社員とは不安定なものです。正社員前提で働くことができるなら救いようはあるのかもしれませんが、大半がそういうわけではありません。むしろ、人材派遣会社のクライアント先の都合でいつ切られてもおかしくないです。法律的にも一定の場所で働く期間にリミットはあります。最長3年です。となると、最長でも3年後には次の所がある状態でないと大変ということですね。

また、この記事には書いてない話なのですが、派遣社員は時給制がほとんどなので、祝日の給料はありません。それもあって低賃金になりがちです。これはゴールデンウィークやらお盆休みが入ってしまうと稼げないパターンですね。要は残業は少ないやら副業はできるとは言えどもお金面のデメリットはあるのでいいことは少ないです。参考までに非正規雇用が増えることの問題点はこちらに書かれています。

非正規雇用はメリットはあっても問題点もある

だからこそ、雇用形態の在り方は考えた方がいいと思っています。そうでないと安定して働けないことの不安が募る人が発生するのはもちろんのこと、お金に飢えていく人が増えて貧困化していく現実が目に見えてしまいます。要はそのようなことがならないように一人一人が考えていくことが大事かと思われます。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

りかちゅう