NYダウとは?米国の株の話と暴落特集

どももりかちゅうです。皆さんNYダウってご存知ですか?おそらく、NEWSによく話題になっているのでなんとなくは分かるかと思われます。いわゆる日経平均株価のアメリカバージョンですね。ただ詳しく知らない人でない限りどの銘柄がNYダウの対象なのか話分からないかと思われます。アメリカの経済状況を株価によって示唆してはいるのものの。ということでこの記事ではNYダウとはどういったものなのかやNYダウが暴落した時に関するこ話をしたいと思います!

NYダウって何?

まずNYダウってなんぞやって話ですよね?知っている人もいますが知らない人もいるのでまずはそこから説明しますね。

NYダウとはウォール・ストリート・ジャーナルを発行しているダウ・ジョーンズ社が算出、発表している株価指数です。株価指数の内容はNY市場とナスダック市場に上場している合計30銘柄を対象としています。

ちなみに1896年から算出をし始め、当初は12銘柄でした。それから1916年には20銘柄になり、1928年から現在では30銘柄で算出されるようになりました。ただ注意点としては30名柄はいつまでも同じものではありません。時代の流れに伴って入れ替わりがあります。

その際、株価指数の算出方法はダウ式修正平均という方法を利用しています。計算方法としては銘柄の入れ替えがあったとしても連続性が失われないように修正を入れながら株価指数を更新しています。

NYダウの銘柄教えて!

NYダウの対象となっている銘柄は気になりますよね?30銘柄全て教えるのは難しいですが有名どころのみ紹介したいと思います。(2020年3月12日現在)

1.アップル

あのiPhoneを作った会社のアップルです。有名ですね。iPhoneは世界的に使われているスマホですし。ちなみにアップルは2020年3月のアメリカの時価総額ランキング1位です。スティーブ・ジョブズはここまで大きくしたということでもありますね。

2.コカコーラ

コカコーラが好きな人はいらっしゃいますか?コカコーラはNYダウの銘柄の1つです。ちなみに2020年3月時点のアメリカの時価総額ランキング20位です!

3.マクドナルド

子供も大人も誰もが利用するマクドナルド。NYダウの銘柄に入っています!そりゃ、みんなが使うマクドナルドですから入りますよね。大手ですし。

4.アメリカンエキスプレス

クレジットカードで馴染みのある名前でしょう。お金持ちな方がアメリカンエキスプレスのブラックカードを持っているらしいですが。まあ、それが関係するかはともかく、アメリカンエキスプレスもNYダウです!

5.ビザ

こちらもアメリカンエキスプレスと同様クレジットカードでおなじみですね。ちなみに2020年3月時点ですがアメリカ時価総額ランキング9位にランクインしています!

6.マイクロソフト

パソコンを使っている人ならご存知ですよね?word、Excel、PowerPoint。社会人や学生ならば馴染みのあるサービスのことでしょう。マイクロソフトも2020年3月のアメリカ時価総額ランキング2位です!

NYダウの株価変動はどんな感じ?

NYダウの初めの株価はどれくらいかご存知ですか?なんと約40ドルでした。驚きですよね。総合的な推移としてはこちらです!

このチャートを見る限り、上昇しているのが明らかですね。世界大恐慌やリーマンショックの影響で下落している時もありますが。これは2015年までのチャートデータしかありませんが2020年の今では20000ドルから30000ドルにまで上昇しています。このように考えるとアメリカの経済は発展しているのが明らかですね。今後のことは分からないとしても。

取引できる時間はいつ?

取引できるのは祝祭日を除いた月曜日から金曜日です。ただ為替のように平日であればいつでもではありません。ニューヨーク時間の9時30分から16時までです。日本時間で言うと23時30分から翌日の6時までです。日本でNYダウの取引をするとなると深夜から早朝にやるしかないです。個人的な見解ですが夜型になるフラグ上がりそうですね。

また、付け足し事項として日経平均の場合は昼休みと言って11時30分にに一旦株価の動きが止まり、12時30分から再開しますがNYダウの場合昼休みはありません。

歴代!NYダウの暴落
1.1929年

1番の暴落は1929年のウォール街大暴落こと世界大恐慌の時ですね。それ前まではアメリカの経済は成長していました。ラジオ・自動車・航空機・電話などが発明し普及されたことから経済成長の黄金期でもありました。それもあって先陣を切った会社の株価は急上昇。ですが、10月24日のブラックマンデーの影響でNYダウの株価は暴落してしまいました。下落率は12.8%です。

2.2008年の暴落

なんで2008年は大暴落があったのか?それはリーマンショックがあったから。リーマンショックとはアメリカの大手投資会社ことリーマンブラザーズが経営破綻した事件です。理由はサブスプライムローンという住宅ローンの影響です。リーマンショックに関してはこちらを見てください。

リーマンショックとは?株価、為替の暴落

リーマンショックが起きた時はアメリカは大騒動です。まさかのアメリカのマネーまでが凍結されてしまいましたし。下げ幅としては平均的に10%くらいでした。

3.2020年の暴落

2020年の暴落はコロナショックです!コロナウイルスの影響で世界経済は滞ってしまいました。理由としては感染拡大を防止するためにイベントが中止。飲食店に人が来ないなどサービス業などの売上が低迷したからです。皆さんもライブが中止になっている状況からしても明らかに分かるかと思われます。NYダウは市場が開いてから1000ドル以上下落するなんてことがありました。

りかちゅうさんはダウの取引したことある?

ないですね。理由って理由は特にないんですがやはり海外の株故になかなかニュースが届かないや時差の影響で夜中しか取引できないことから一切取り扱いしてないです。チャートはたまに見ますけどね。

まとめ

NYダウは国の大元であるアメリカの株。しかも代表されている30名柄の株価指数。もしNYダウが下落していたら世界経済が悪化しているという証拠です。一方、NYダウが上昇していることは世界経済が上昇している証拠です。ですので初めは約40ドルほどだったのが今では多少動きはあっても23000から29000ドルまで上昇していることから世界経済は今のところ上向きであるという証拠でもありますね。今後はどうなるかは未知の世界ですが一般的に世界経済は上がっているとは言われているので上がることを祈りましょう!たとえイレギュラーなことで暴落はあったとしても長期的に見たら上昇していれば良いので。以上がまとめです!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう