なぜ企業は人なりなのか?:会社と組織

どうも、りかちゅうです!松下幸之助という有名な経営者が「企業は人なり」という発言をしているのはご存知ですかね?おそらく知っている人からするとあの言葉ねとなるはずです。まあ、知ってるにしろ知らないにしろ企業は人によって左右されるというということなんだろうというのは察せるかと思われます。ですが、なぜ企業は人によって左右されるかに関して具体的にどういうことかに関して知りたいという人もいるはずです。ということで、この記事ではなぜ企業は人なりなのかについて話したいと思います!

企業は人なりの意味

パナソニックの創業者兼初代経営者でもある松下幸之助の名言でもある「企業は人なり」という意味には企業は働く人や人格やマインドなどによって良くも悪くもなるということです。ぶっちゃけたことを言うと1人でビジネスをやったり、身内でこじんまりとビジネスをやったりするならば融通は利きやすいです。ですが、事業拡大するとそれなりの人が必要です。それは組織が大きくなるということでもあります。それ故に働く人がどうかによって左右されるということです。組織のことに関してはこちらの記事に書かれています。

会社と組織: 30人の壁、50人の壁

企業が人なりの理由

先ほども述べたように組織が大きくなればなるほど企業は人によって左右されるということを述べましたがなぜそうと言えるのか?

1.売上を作るのは人だから

会社って利益を追及する機関であるのは皆さんご存知かと思われます。ではその利益って誰が作るんだよって?それは人です。今の時代デジタル社会ではあるものの運用するのは人です。私のブログもネットのものですが私が書かない限りは無意味なものです。これは他の業務も同じことが言えます。このように会社を運営するためには最終的には人というものが動かさないといけないから人によって左右されるものです。

2.チームワークだから

会社って組織が大きくなればなるほどチームワークになってきます。小さなチームワークでしたら自分の所属している課も課のみんなが一段となって目標に向かって頑張らないとグダグタになってしまいます。だからこそチームリーダーが優秀な人でないといけないんですけどね。これがどんどん大きくなってきたら違う部署と連携を取ることにもなります。営業だって管理の人がいないと売上や顧客データーの整理なんて出来ません。このように会社とはチームワークであるからこそ会社にいる人がどうかで組織というものは崩壊するか結束するかが変わってくるかと思われます。

3.WIN-WINな関係だから

会社と社員の関係ってWIN-WINじゃないと成り立たないはずです。会社側は利益を出して欲しい。ならば利益を出すために人を育てないといけない。一方、社員はお金が欲しい。ならば会社に貢献しないといけない。このようなWIN-WINな関係でないとどっちかが不満になってしまいます。だからもし、会社側が人を大事にしなかったら社員は不満に思ってしまいます。人間ですから自分が愛している場所に尽くしたいと思うし愛していない場所には尽くせないものです。このようにWIN-WINな関係性があるから企業は人なりなんです。人間とは心がありますからぞんざいに扱ったら後でツケが来ます。

それなのに人を疎かにしてる会社がある

このようなことを考えても企業って人が大事ってなりますよね?それなのにもかかわらず人を疎かにしている会社はあります。その理由は2点ですね。

1つ目は利益優先になっちゃっていることです。やはり会社は利益がないとやっけてないです。それもあって人を育てることや人を想うことを無視してひたすら売上作れよって感じを起こすような会社もあります。いわゆる北風と太陽の北風ですね。私から言わせてもらうならば売上作ってほしいならまずは自分から社員を愛しなさいって思いますね。

2点目は上がワンマンで社員を物扱いしている感じの会社ですね。自分のために働いてくれる道具みたいな感じですね。そういう人は自分の意見しか押し付けませんし人のことなんて考えやしません。私的にはロボットでも買ってなんとかしろよって思ってしまいますね。人間には心があるんだと。まあ、もちろんこのような会社は崩壊するのは間違いありません。おそらく、売上よりも組織がボロボロになってから色んな所に支障を来たして崩壊って感じでしょう。

とある戦国武将も同じような発言をしている?

実は企業は人なりと似たような発言をしている戦国武将がいるんです!誰だよって?それは武田信玄です。武田信玄はどのような発言をしたかというとこちらの発言です!

「人は石垣、人は城、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」

この名言の意味としては人の力がないとたとえ強固な城や堀があっても役には立たないからこそ人こそが強固なお城に匹敵するということです。また、人というのは情というものが生まれたりかけたりすれば味方になるものの、権力で押さえつけたり不信を与えたりしたら反発心を抱くようになりチームとしてボロボロになるということです。要するに人の適した仕事や環境に身をおかせ、十分に発揮できる集団が大切と武田信玄は言っています。

さすがは戦国武将として最強と呼ばれていた武田信玄。人が大事であるということを1番に分かっていたからこそ最強な武将と呼ばれていたかもしれませんね。余談ですが武田家に仕えていた家の人達は戦略家な武将が多いです。具体例を述べると私の大好きな真田家の皆さんや家康が最も寵愛した側室の阿茶局も武田家とのつながりはあります。そう考えると昔の時代であっても人次第で左右されることが物語ってますね。

いい会社ほど社長次第

結論言っちゃえばいい会社ほど社長次第なんですよね。おそらく、大手企業になればなるほど直属の上司の方が大事だろって思うはずです。社長との距離なんて遠いんですから。ですが、実際のところ社長が腐っていたらみんな腐ります。社長とは会社のトップです。そのトップが人を大事にすることをしなければ下の人間もそのようになります。さらに言うなら、トップがどんなことあれ売上優先だみたいな精神だったらほとんどの中間管理職の皆さんが売上のためにと部下を詰めるはずです。ですので、トップほど企業は人なりということは念頭に入れてもらわないといけないですね。売上の戦力となる人にそれなりの時間やお金をかけないと本末転倒になります。

※いい会社ほど社長次第と言うことに関してはこちらの記事に書かれています。

会社は社長次第!いい社長の特徴

まとめ

会社って一見、利益を出さないといけないというのが第一で人なんか二の次だみたいなイメージがあるかと思われます。ですが、私的には人も利益も同じくらいに大事なのではないかと思われます。先ほども述べたように利益を生み出すのも最終的には人です。どんなにデジタル社会になろうとも。やはりどんなものであれサービスであれ人がいるから成り立ちますから。また、会社側もどんなに利益を出して欲しいと思っていたとしても人というのもを大事にしないと人は逃げていきます。これは人間関係でも同じことが言えますが。

このように売上を作るためにはまず組織という名の人というものを固めないと後からツケが回ってきます。おそらく、初めのうちは売上が安定していたとしても後から売上が付かなくなり倒産なんて間違いありません。だからこそ、会社は人というものを大事にするべきだと私は思っています。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう