日本人が論理的思考力が低い理由

どうも、りかちゅうです!単刀直入に言いますが日本って論理的思考力が他の国よりも低いんですよ。具体例で言うなら自分で将来のビジョンを考える時間がないなり、みんなと同じじゃないといけないという思想ご強いなどですね。しかも何が一番の問題かというと考える力がないということを自覚している日本人が少ないことです。今の環境が当たり前みたいになっているからもありますが。要は論理的思考力が低いことを分かって欲しいということです。ですので、この記事にて日本人が論理的思考力が低い理由について話したいと思います。

日本はどれだけ論理的思考力が低いのか?

前置きの文面だけでは日本人がどれだけ論理的思考力が低いのかに関しては分からないかと思われます。統計で話してないですからね。ですので、まず初めに日本人がどれだけ論理的思考力が低いのかについてビジネス的な観点と教育的な観点から説明したいとおもいます!

ビジネス的観点

実は論理的思考力が低いというのはビジネス的観点から見えるちゃ見えるんです。こちらの統計を見てください!

こちらは1990年代以降の生産性向上要因を分析したものです。人的要素も物的要素も他の国との大差はないです。しかし、マネジメントが最も関係する生産性向上要因(全要素生産性)を見ると日本は他の国より成長してません。要するに日本はマネジメント能力や論理的思考力が欠けていると言うことを物語っているということです。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/288272%3fpage=3

教育的観点

ビジネス的観点から見ても日本の論理的思考力が低いのは明らかですね。実はこの兆候が現れてるのはビジネス的観点だけでなく教育的観点でも表れています。こちらの統計を見てください!

こちらは経済協力開発機構(OECD)が3年ごとに15歳を対象に行っている、「学習到達度調査(PISA)」のです。ちなみに2018年度の結果で76か国が参加しました。参考までに総合順位も載せておきますね。

両方の統計を見ても明らかに読解力が下がっていますよね?というか先進国でこの順位ってどういうことだよって感じですね。読解力に関しては今の時代ネット時代ということもあり情報をキャッチする能力は高いとしても、複雑な文章の中から考えて、正しいか正しくないかを読み取るという能力が低くなっていると分析されています。俗に言う情報処理能力が低下しているということですね。

※統計はこちらの記事を参考にしました。

https://www.google.co.jp/amp/s/times.abema.tv/posts/7032055%3fmobileapp=1

 

論理的思考力が低くなってしまう理由

上記の内容からしても日本人が論理的思考力が低いし低くなっているのは明らかかと思われます。自覚してないと尚更のことでしょうけどね。ですが、理由が分からない限りこの問題は解決できません。ですので本題でもある日本人の論理的思考力が低くなってしまっている理由について話したいと思います!

1.行きすぎた協調性

日本には行きすぎた協調性というものがあります。本来の協調性はそれぞれの意見を共有し尊重するものです。ですが、日本の場合はみんなと同じ意見でないとダメみたいな協調性です。それもあって大学行って就職するのが正義みたいなノリがあるちゃありますしね。ただこのような協調性はみんな一緒という思考から自分で考えるということをしなくなるのです。日本の協調性に関してはこちらの記事を見てください!

日本の協調性が異常すぎる!:理由と影響

2.日本教育の問題

日本教育にも問題があります。どういうことかと言うと日本の教育って受験のためやテストのためと知識を詰め込む感じなんですよ。本来の勉強って自分の知識を身につけるためなり今後の人生のために学ぶものです。それなのにもかかわらず勉強が暗記になっています。このような教育は考えることをしないでただただ詰め込むだけなので論理的に何かを考えるなんてことをしなくなります。日本の教育のどこが問題なのかの詳細はこちらに書かれています。

日本教育の問題点がどう悪影響を与えてるか

3.なぜか分析をしない

これはビジネス的な話ですが日本人って分析しないんですよ。それが顕著に表れているのがGDPねたですね。高度経済成長期、日本のGDPは世界の9%弱まで伸びました。戦後の時焼け野原だったことを考えたら凄いことです。ですが、日本はその当時喜ぶだけで成長の要因は何だったかを検証しませんでした。なんなら、「日本人は手先が器用だから」とか、「勤勉に働くから」とか、「技術力がある」からなど元々の固定観念で成長したんだと思うようにもなりました。要は証拠や論理的な分析を求めてないということです。

論理的思考力を高める方法

上記の要因から踏まえて論理的思考力というものは高めるべきです。いや、高めないと考えるという行為をしなくなります。ということで、論理的思考力を高める方法について話したいと思います!

1.自分で物事を考える

まずは自分で物事を考えることが大切です。みんなと同じではなく自分はどういう意見を持っているのか。何をやりたいのか。何を食べたいのか。誰といたいのか。他にも色々な具体例がありますがどんなことであれ自分で考えるという習慣をつけることからスタートです!これは全て叶わなくてもいいです。とにかく考えることが大切です。

2.分析をする

先ほども述べたように分析もしないで表面的なことだけでは論理的思考力は身につきません。論理的思考力を高めるためにも何かしら分析するべきです。具体例を述べるなら歴史上人物がどういう性格なのかや、どうしてその出来事が起きたのかなどですね。いわゆるどうしてやらなんでと問い続ける精神ですね。問い続けることで自ずと考える習慣が身につき論理的思考力が高まるかと思われます。

3.文字を書く

頭で考えるだけでは混乱しやすいです。その混乱さをなくしてくれるのが書くことです。書くことで目に見えて自分の考えなどが具体化していきます。また、余計な部分などもすぐにわかります。要するに頭の中で考えていることを可視化する行為ですね。

日本の考え方を変えるべき

論理的思考力を高める方法があったとしてもまずは日本の考え方を変えるべきだとは思います。特に行きすぎた協調性に関しては改善したほうがいいかと思います。みんな同じであることが正義みたいな考えを捨てない限りはみんな考えるということはしなくなるからこそ。また、どんなに反論があったとしても本当のことを言うことが怖くなってしまいます。私的には倫理や法律に触れなきゃみんな同じじゃなくていいだろうとは思いますけどね。ただこればかりは生物学的にもDNAが絡んでくるので100%変えることは厳しいです。

あとは教育制度です。日本の教育って受験に受かるためやらテストで評価するためみたいな教育になっています。これは問題です。学校の勉強とは将来的に必要だから行うものです。具体例を言うと歴史は過去の事例から現代でどう生かすかを考えたり、現代に至るためのプロセスを学んだりするための学習です。それなのにテストや受験が終わったらご縁ないと言うのはおかしいかと思われます。要するに未来に生きる教育にしないと人は考えることはしないかと思われます。

まとめ

日本の教育や行きすぎた協調性とは論理的思考力がなくすということは当たり前だとは思っていました。そう感じるのは仕事満足度ですね。仕事でもやりたいことがなくて熱意がないみたいな人が日本には多いです。転職も逃げるための転職も多いです。要するに何がしたいのかが分からない状況でいる人が多いというのが明らかであるということです。このように論理的思考力が低いというのは何かしらに支障がかかります。ですので仕事であれプライベートであれ考える力は必要だと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう