なぜ日本の少子化は進んでいるのか?

どうも、りかちゅうです!日本って少子化が進んでいますよね。おそらく、ベビーブーム世代の人達からしたら昔はあんなに子供がいたのになんで今はこんなに子供が生まれないんだと実感していることでしょう。いや、戦国時代や江戸時代など昔の時代からみんなしてどんどん子供を産まなくなって来てますよね。昔の時代だとひとりっ子なんて稀です。そう考えると昔の人が今の少子化を見たら驚くこと間違いなしです!ただ、少子化ぎ進んでいるのには理由があります。一体どのような理由で日本の少子化は加速していっているのか?この記事にて話したいと思います!

少子化とは?

少子化になってる理由から話す前にまずは少子化に関する概要から話したいと思います!少子化とは出生率が低下し、子どもの数が減少することを表現した用語です。日本で1992年に出された国民生活白書で初めて使われました。使われ方としてはこのような感じですね。

出生率の低下やそれに伴う家庭や社会における子ども数の低下傾向を「少子化」

子どもや若者が少ない社会を「少子社会」

また、子供を産んでいる率を示唆するために15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものを「合計特殊出生率」と定義することで1人の女性が平均でどれだけ産むのかが分かるようにしました。その際に、合計特殊出生率が人口を維持するのに必要な水準を下回っている状況が続いていることを「少子化」と定義しています。

日本の合計特殊出生率の推移

先ほど合計特殊出生率という言葉が出てきましたが日本の合計特殊出生率どれくらい低迷しているか?こちらの統計を見てください!

こちらは人口動態統計を参考にした結果です。基準としては単純計算でもし数値が2.0なら、平均したら夫婦二人から子供が2人生まれているのでその世代の人口は維持されるということになるので最低でも2.0という数値は必要です。となると日本は1974年以降から2.0以下の状況が続いていますよ。しかも、プラスになる兆しがないですね。これは誰が見ても少子化であると言わざる得ないです。ちなみに2019年の場合ですと1.36人です。どんどん減っていってますね。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200913-00196740/

※晩婚化に関する記事はこちらにあります!

婚期が遅い!日本の晩婚化が進んでいる理由

少子化が進んでいる要因

このように日本は少子化が進んでいるのは明らかですね。ではどういった理由で少子化が進んでいるのか?

1.未婚率が高まってる

未婚率が高まっているのは現状としてありますね。こちらの統計を見てください!

こちらは2015年の国勢調査の結果です。右肩上がりなのは明らかですね。特に若い人ほど結婚しなくなって来ているのは目に見えているかと思われます。25歳から29歳の男性なんて70%くらいが未婚ですからね。また、女性も男性ほどではないですが若い人の未婚率は目立ちますよね。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2017/29webhonpen/html/b1_s1-1-2.html

2.晩婚化が進んでる

未婚率と同時に晩婚化も進んでいるのが現実です。こちらを見てください!

こちらは厚生労働省が平均初婚年齢をまとめた結果です。1947年の頃は女性なら23歳、男性なら26歳くらいだったのにもかかわらず2016年はどちらもアラサーですね。男性の場合は30歳を課しています。このような統計を見ても若い人は結婚してない人が増えているのが明らかですね。

※統計に関してはこちらの記事を参考にしました!

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20191208-00153430/

3.金銭的に余裕がない

金銭的に余裕がないことから子供を作れない人もいるのは事実です。こちらを見てください!

こちらは明治安田生活福祉研究所が2014年に調査した結果です。お金問題で未婚率も高いことから子供を産むこともできないのが分かりますよね。やはり結婚となると子供が付き物ですしなかなか難しいですよね。また、子育てにも多額のお金がかかるのでその影響も大きいかと思われます。詳しくはこちらに書かれています。

高いんです!子育てのためにかかる費用!

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=53766?site=nli

未婚率と晩婚化が高くなってる理由

少子化の要因は先ほどの3点です。ではそのようになってしまう要因は何か?まずは未婚率と晩婚化になっている理由について話したいと思います!

1.子孫を残さなくていいから

昔の日本の場合子孫を残さないといけません。武将や公家などいい身分の場合ですと跡継ぎが必要だから子供を沢山産みます。一方、農民など貧しい身分の場合ですと戦力となる人を作るために子供を産みます。ですが、今の日本はこのように血縁関係の人が絶対必要というわけではありません。それ故に少子化は進んでいくのかと思われます。

2.恋愛以外の楽しみができてるから

昔の場合ですとなかなか娯楽が少ないものです。今の時代のようにスマホもなければ食べ物屋さんも今のようにたくさんないですしね。そうなると恋愛以外の楽しみを見いだすことが増えていきます。ヲタ活やネットでの遊びなど。そうなると恋愛から遠ざかる人は出てきてくるかと思われます。

3.結婚や子育てができないくらいに仕事が大変

仕事が忙しくて結婚や子供のことを考える隙がないって感じですね。昔の時代の方が女の人は仕事をしないで家事をして男性が一家の大黒柱として働くイメージはありました。それもあって家庭を作るという余裕はあったはずです。ですが、今の時代は女性をキャリアを積むという考えが生まれているのでそういうわけにはいかなくなりました。これは働き方とかを考えていかないといけないですね。

金銭的に子供を作れない理由

これは給料が低いからですね。日本は物価が上がっているのにもかかわらず平均年収は変わっていません。となると自分の生活が最優先となり家庭を作るだなんて発想にはならないです。というか、子育てにお金がかかることからどんなに子供が欲しいという気持ちがあったとしても断念しないといけないのが現実です。給料が安いことでの悪影響ですね。ちなみにこちらの記事にも軽くその話はしました。

日本の給料の低さはどう悪影響を与えるのか

まとめ

おそらく、少子化に関してはこのような原因を解消させないとどんどん深刻化していくのかと思いますね。特に金銭面に関しては解消しないと少子化は解決しないこと間違いなしです。だって、どんなに好きな人と籍を入れて子供が欲しかったとしてもお金がなかったら育てることすらできません。要するに、たとえ誰かしらが結婚したとしても子供は増えることはないということですね。

また、この記事内では長くなるので書けなかったんですが少子化が進むことでいいことなんてありません。むしろ、悪影響なことが大きいです。軽く具体例をあげると仕事をする人が減って国力が低くなることや年配の人を支える人が減ることですね。このように色々や支障が発生します。ですので、今からでもいいので何かしらの対策は立てる方がいいとは思っています。以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう