新しい資本主義が愚策だと思えるのか?

どうも、りかちゅうです!ここ最近岸田政権が新しい資本主義とか言っていますね。資本主義なんて搾取なのにもかかわらず、何をおっしゃると言いたくなりますけどね。また後ほど話しますがどうせ税金でぼったくるのがオチです。このようなことを踏まえても新しい資本主義なんてろくでもないですよね。それなのにもかかわらず、やろうとするのが政府です。そんなことをするならば給料を上げるようにして欲しいなと思っています。それで、大半の人が具体的に何をするんだと思いますよね?簡単に言えば投資をさせるように促すことです。では、どのようにして促すのか?この記事にて話したいと思います!

貯蓄より投資だと言われている理由

貯蓄より投資って言われていますね。それには理由があります。理由は複数あります。まずは物価の上昇ですね。物価が上昇しているからこそ、自分達でお金を作っていかないとやっていけないです。それ故にお金で働いてもらう投資を推奨しているのかと思われます。また、日本の場合はマイナス低金利です。昔だと銀行に入れていたらそれなりのお金が入るものの、今はそういうわけにはいかないです。となると、投資でお金を増やさないといけないっていう考えになっているのかと思われます。詳細に関してはこちらの記事に書かれているので見たい人は見てください!

投資をする理由って何?〜貯蓄より投資とは?〜

新しい資本主義の政策内容

このように、貯蓄よりも投資だと言われている世の中です。そして、ここ最近の日本政府は新しい資本主義とか言ってやろうとしていますね。では、新しい資本主義の政策内容とはどういうものなのか?

1.NISAの拡充

NISAとは少額投資非課税制度です。簡単に言えば投資に関する税の優遇をする制度です。本来ならば投資で得た収益に対して20.315%の税金がかかります。ですが、NISAを利用すると一定額までの投資で得た利益を一定期間(現行のNISAの場合は、5年間)のうち、非課税で受け取ることができるのです。ちなみに、現行のNISAは2023年までです。そのため、もし2023年に購入した分は5年後の2027年まで非課税で保有できます。ただ、注意しておきたいのが制度が複雑なことです。おそらく、政府からしたら少額でやれるものからスタートしようと思っているのかもしれません。

2.iDeCoの加入を65歳以上に拡大

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことを指します。これは勤め先の会社が個人型確定拠出年金をやっているならば加入しなくてもいいですものです。どういうものかというと公的年金にプラスして給付を受けられる年金制度です。毎月掛金(人によりますが月に2万から7万くらいな気がします)を投信信託など自分が選んだ商品で運用した後、老後になってから年金または一時金で受け取ります(今のところ60歳以上です)。受け取る額は運用成果によって決まります。

ただ、デメリットとしては毎月の掛金を途中で出金することはできません。ですので、もしお金が急に欲しくなった時にはキツイ話かと思われます。おそらく、年金の額も減って来ているからこういう制度を作ったのかもしれませんね。ちなみにiDeCoに関しては好きではないと思っている人はいます。私もその1人ではあります。

愚策である理由

以上が新しい資本主義という名の政策です。こんなので投資する人が増えるかは分かりませんけどね?ただ、少なくとも言えるのはこの政策は愚策です。ですので、その理由を今から話したいと思います!

1.投資をするお金がない人もいる

投資をするには余裕のあるお金がないとできないです。なぜならば、投資はマイナスになることもあるからです。私自身、マイナスにしたことはあるのでそこら辺は痛いくらいに分かります。ですので、借金してまでやる意味ないです。借金してやると失敗した時がツムツムですからね?となると、生活費などの出費が多くて投資をする資金すらないって人はいると思います。日本なんて貧困化が進んでいるからこそ余裕資金なんてないって状況があるのも足りないです。それ故にこんな政策がうまくいけわけ無いと思います。というか、その前に安定した給料がもらえるような社会にしろと思います。

2.日本は金融リテラシーが低いから

当たり前ですが日本は金融リテラシーが低い国です。それはそうですよね。ちゃんとお金の勉強をしていないんですから。それなのにもかかわらず投資をさせるのはリスクでしかないです。ある程度勉強してないで投資をすると必ず失敗します。たしかに、リスクが低いものならばよっぽどのことがない限りやらかしません。ですが、何も分からないでやるのは危険です。なぜなら、投資をすれば絶対にプラスになるとは限らないからです。このようなことを踏まえると貯蓄より投資って考えをいきなりさせるのは危険でしかないです。

※日本人の金融リテラシーの低さに関してはこちらの記事に書かれています。

日本人の金融リテラシーが低い理由

3.一攫千金はありえないから

投資をすればたくさんお金を得ることができるという方がいると思いますが大間違いです。一攫千金は大半の人が無理です。できるのはほんの一部の人だけです。大半の人はお金を溶かします。FXとか溶かす話は多いですね。また、リスクの低いものならば月利や年利なんてそこまで高くないです。多くて10%代が普通です。となると、投資でお金が得れると期待している人からしたら意味がないと思ってしまう人はいるのかと思われます。特に、お金がない人ほどそういうののもを目が行って焦ってしまうので要注意です!

4.結局税金をぼったくるから

投資をしたら税金を納めないといけません。詳細としては年20万以上投資でお金を作ったら払わないといけません。FXや仮想通貨は雑所得税、株は売買で得た利益にかかる譲渡益課税と配当金を受け取ったときに天引きされる配当課税です。もちろん、稼げば稼ぐほど取られる額も大きいです。もうここまで来たら分かりますよね?結局投資をさせるように促しているのは税金を取るためです。DS大国の日本。本当に取るだけ取るなと思います。しかも肥やしてからぼったくるところがうざいです。

預金の割合が高くなるのも無理ない

日本は他国よりも預金の割合が高いです。そこに関しては個人的に調べればすぐに分かります。ただ、私的にはそうなるのも無理ないと思います。投資をするとなるとマイナスになることもあります。それなのに、リスクを背負ってまで何かできるお金がなかったらわざわざするわけないです。まあ、私自身、日本は預金の割合は多いなと思いますよ?ですが、貧困化している中で投資をさせるなんてことは無茶振りにも程があります。

まとめ

別に私は投資に関しては反対でもないです。むしろ、貯金している額が多すぎるならば投資に回してもいいと思うよという考えはあります。ただ、金融商品に関しては慎重になってくださいね。間違えると返ってマイナスになりますから。また、金融リテラシーに関してはきちんと身につけた方が身のためです。今の時代さお金のことを知らないで生きていけるわけないですから。ただ、この政策に関しては愚策です。金銭的な面で投資をすることが出来ない人はいます。また、投資で増やす前に給料を上げるために何かしろよと思います。まあ、とにかくこの愚策はなんとかしろと思っています。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう