企業体力のない会社の特徴

どうもりかちゅうです。ブラック企業がなぜ存在するのかという記事で企業体力がないからということを書きました。この記事に関してはこの記事の最後の方に載せるので見てみてくださいね!ブラック企業が存在する理由は様々ですが特に企業体力に関しては会社の力量によって左右されやすいものです。要は上がワンマンとか人が悪いなどはその人そのものの性格ですが企業体力はまた違う問題ということです。ということでこの記事では企業体力のない会社の特徴について見解していきたいと思います!

企業体力とは? 

まずは企業体力とはなんなのかですよね。そこからもちろん説明しますね。企業体力とは売上げや営業利益、粗利、その他の会社資産やキャッシュフローなどから指標として算出されるものです。あとは借金も経営不振なのか先行投資なのかで企業体力は左右されます。これは入社しないとなかなか分からないものです。要は企業体力でお金の使い道などが変わってくるということです。

企業体力がない会社の特徴

企業体力の概要が分かった所で企業体力のない会社の特徴について今から説明したいと思います。

1.離職率が高い

離職率とは1年で辞める人の数の多さです。離職率が高いと人件費がかなり無駄になるか大打撃になる可能性が高いです。理由は2つあります。1つ目は1年で戦力にならないこともあるということです。特に新卒は新人扱いで個人差は出てきます。その時に1年で戦力にならなかったら1年分の人件費が飛びます。2つ目は出来る人が辞めてしまったら大打撃になるということです。中途でも新卒でも出来る人が1年で辞めてしまうと次の年度の利益は誰がリカバリーするのかと問題になってしまいます。そのため、離職率が高いということはどちらの意味でも企業体力に支障がかかってしまいます。

離職率が高いと会社側はどんな影響を与えるかについてはこちらの記事を見てください!

離職率が高いと企業には悪影響なのか?

2.早期離職者が多い

離職率が高いのも高いので企業体力はすり減ります。人件費が相当に飛びますから。ですが、離職率とは1年で辞めた人の人数を統計したものでその人がいつ辞めたかの統計ではありません。だからこそ、注目するべき点は早期離職者の数です。なぜかというと入りたての人間は研修期間やまだ仕事に慣れていないためなかなか成果は上がりにくいです。そんな時期に辞めるということは人件費が浪費するだけで会社の利益は得ないまま人が減ってしまいます。

具体例ですが給料や家賃、光熱費含めて新人の1ヶ月の人件費が50万だったとます。それで7人中4人が1ヶ月に辞めると50×7人=350万円が浪費したことになります。となると会社の純利益は減って自ずと企業体力は減っていきます。

3.利益率が低い

当たり前のことですが利益率低いのは企業体力が持ちません。要は粗利が低いと沢山の量を売らないと黒字にならないということです。この場合はサービスの製作費や広告費などをカットしていくことで利益率は上がるかと思われます。ただ業界によっては単価が低いところもあるので企業体力は業界によりけりな一面もあるでしょう。

4.企業として飽和してる

どういうことかと言いますとネタ切れみたいな状況で新規が少ないということですね。昔は勢いがあったからいろんな所にサービスを提供したものの今はサービスを提供できるような人がいないということです。昔からの付き合いがあるお客さんに営業をする形で利益は得ることができるものの、新規のお客さんも入れていかないといけないのが現実です。ですが、入れられない状況の場合はどんどん企業体力は衰えていきます。

企業体力のない会社の見分け方

これは入社前からわかるものもありますが大半は入社してから分かってしまう話にはなりますが企業体力の少ない会社は入れば見極められることもあります。

1.休みの日が少ない

王道ですね!求人票通りの休みの数かと思いきやそうではなかったなんて企業はもろ該当します!または週休1日が普通の会社も企業体力が少ないと憶測できます。なぜなら余裕がないということです。普通なら週休2日でなんとかなるものの週休1日にしないとなんとかならない。このような状況は絶対にそうであると断定はしにくい一面はありますが少なくとも企業体力が不足していると読み取れるでしょう。またはどこかでかなりの出費をしていることになるでしょう。

2.研修制度がままなってない

企業体力のない会社は利益が欲しいのは当然ですよね?お金がないか浪費してるかなどとりあえずエンジン不足なんですから。だからこそ研修の時間に割り当てられないんです。むしろ、研修している暇あるなら教育がままなってなくても仕事させようとなるのです。まあ、会社は学校ではないからある程度までしか教えない点はありますけど研修が1日でおしまいなんて会社はおそらく企業体力がないでしょう。

3.部署の人数比が偏ってる

これこそ入社してからじゃないと分かりにくいかと思います。それで、どう偏りがあるかなんだよって話ですよね?それは会社の売り上げに直結する営業とかマーケティングなどの直接部門の人が多く、総務や経理など会社の売り上げをサポートする間接部門の人が少ないということです。なんでそんな現象が起きるのさ?それがどう企業体力につながるんだよとなってるかと思われます。ということで今から説明しますね。

直接部門の人が多くて間接部門の人が少ないというのは早急に利益が欲しいということです。間接部門に人を増やしたら稼ぎ玉がなくなってしまうという考えがあるということです。これは会社の組織を見ないと分からないかと思われますがもし極端に管理の人がいなくて業務がままなってないなと思ったらこれは企業体力がない会社なのかもしれないということです。

4.離職率が高い

同じことを言いますがこれはまさにそうです。人件費のことですね。おそらくこれは入社してからじゃないと大半が分からないかと思います。従業員の動きなんて面接では分かりませんよね?唯一見抜けるとしたら平均年齢の低さや社歴と従業員数見合ってるかなどですかね?あとは口コミとかが妥当です。

企業体力のない会社や辞めるべき?

よっぽどそこが好きでない限り辞めた方がいいかと思われます。理由としては将来性がないのと働いてて負担がかかる可能性があるからです。やはり体力不足の会社にあるというのは不安定でしかないです。もし勤めている間に倒産とか話になりません。また負担がかかるという理由はブラック企業な可能性が高いからです。記事の最後にブラック企業が生まれる理由についての記事を載せていますが、そこにもブラック企業が生まれるのは企業体力がないからと言っています。要はブラック企業なことが多いということです。

まとめ

いかがでしたか?企業体力がないというのは何気に分析したら分かってしまうものです。一見利益は出ているけど会社の制度がなんかおかしいなと思う点や離職率が高いこと、研修期間が短すぎることなど入社すれば見抜けてしまう点が多いです。またはなんかブラック企業だなと思ったらそれもそれで企業体力がない可能性もあります。それだからこそ、この記事を参考に企業体力の有無を確認するべきです。確認した方が企業選びでもいい企業を選ぶことができますよ。まとめとしてはそれくらいですかね。伝えることとしたら。まあ、これからも関連した記事を書きますね。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう

※補足ですが関連記事です。

・ブラック企業が存在する理由

納得!ブラック企業が存在する理由

 

・ブラック企業の特徴

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