どうも、りかちゅうです!皆さんはどのような雇用形態で仕事をしていますか?正社員の人もいれば、派遣社員の人もいるはずです。はたまたバイトでバリバリ稼いでいる人もいれば、子育ての合間にパートしている人もいるかと思われます。ここら辺は話すとキリがないですが…。まあ、個人的にはどんな働き方をしていてもいいと思います。極論、生きていけるならばなんとかなりますからね←。ただ、ここ最近は非正規雇用が増えていることから平均年収が低くなっているのが現状です。それ故に貧困層が増えています。これは問題です。ですので、この記事にてなぜ非正規雇用が増えているのかについて話したいと思います。
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非正規雇用の推移
非正規雇用が増えているというのは分かるかと思われます。ですが、どれだけ増えているかなどは読めないと思いますのでどれだけ増えているのかの統計を見ていきたいと思います。
正社員と非正規雇用
まずはこちらを見てください!
こちらは厚生労働省が2016年2月18日に「平成27年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」及び総務省「平成27年度労働力調査」を発表した結果です(追加として統計の方は令和2年まで出ている感じです)。たしかに、労働者の数は増えているのは明らかではあるとは思います。たしかに、まだ微妙に正社員の方が多いです。ですが、今後どうなっていくかに関しては分からないちゃわからないです。
雇用形態の推移
非正規雇用とはいえども種類は色々あります。ですので、雇用形態の推移についても見ていきたいと思います!こちらを見てください!
地味にですが正社員の数が減っているかと思われます。また、パートなど収入が安定しない人が増えていっているのが現状です。このようなことを踏まえても、収入が低い人達の割合が増えているのが現実ではあります。
※統計に関してはこちらの記事を参考にしました。
http://www.sharoushi-sano.jp/14875744883013
非正規雇用が増えている理由
このように、どう考えても非正規雇用が増えていっています。にしても何でだよと思いますよね?ですので、今から話したいと思います!
1.小泉政権が派遣法を改正したから
実は昔の時代は派遣社員を雇える脳は特定の業界しかダメだったんですよ。ですが、2000年代はじめに小泉政権が誕生し非正規社員の規制をかなり緩和しました。元凶は小泉です。ちなみに余談ですが小泉家は純日本人ではないそうです。どっかの国の血があります。
まあ、そんなことはさておき、派遣法が改正されてどの業界も許されるまでにはいかないですがそれなりに緩くなりました。それで、製造業の場合は2000年よりも前は非正規雇用を雇うのは禁止されていた。ですが、小泉政権が緩和したことで非正規雇用を雇うようになりました。また、製造業だけでなく、大企業は正社員の採用を減らし、非正規雇用を増やすようや考えが強くなりました。
そう考えるとたとえ、就職氷河期世代の人たちも、この規制緩和がなければ中途から正社員になる道はかなり多かったと言っても過言ではありません。本当に余計なことをしてくれたなと思うこの頃です。
2.コストがかかるから
労働者側からすると給料上げろなどの文句はあるかもしれません。実際に私もそう思っていますしね。ですが、会社からすると人件費って痛いものななんですよ。月収30万の人を雇ったら年間1000万円くらいはかかりますからね?そこに関してはこちらの記事を見てください!
それ故に、派遣社員やパート、アルバイトならば人件費が少なくなることから非正規雇用を増やすようにしています。だから、小泉政権が派遣法を緩くしたことによっていろんな企業が派遣社員を増やそうとしたんです。たしかに、正社員を雇うことはお金がかかるからリスクはあるのかもしれません。ですが、そのおかげで困窮している人はいます。
3.人材派遣会社の利権のため
竹中のいるパソナなどの人材派遣会社のビジネスモデルはご存知ですかね?まず、人材派遣会社はクライアントと契約を結びます。結ばないと派遣会社から派遣社員を紹介することはできませんからね?それで、契約の際に時給1800円を派遣社員に渡すようにして欲しいという契約を結んだとしましょう。あくまで具体例ですけどね。ただ、派遣社員は時給1800円ではないんです。あえて、時給1500円と言います。じゃあ残りの300円はどうするのとなりますよね?この分は人材派遣会社のものです。日雇いよりも直雇用の方が時給が高いのもそういうことです。
要するに、このようなビジネスモデルがあるからこそ人材派遣会社は派遣社員が増えて欲しいという願望があります。それ故に派遣社員が増えているのかと思われます。
※人材派遣会社のビジネスモデルはこちらの記事を見てください!
4.正社員で働けないから
人によっては正社員では無理という人もいます。なぜならば、時間の拘束があるからです。また、会社によっては正社員は副業できないようなところもあります。これでは、自由に働けないですよね?具体例を上げるならば主婦などは子育てもあるからこそフルで働けないはずです。それ故に、非正規雇用を選ぶのかなと思われます。あと、今の若者の方が自分らしく働きたいという考えが強いです。それもあって、バイトをしつつやりたいことをやるみたいな考えはあるのかと思われます。
5.労働組合が会社側になったから
戦後の日本の労働組合は強い力を持ってそうです。ですが、高度経済成長時代を迎えてバブルになってからは企業と仲良しコンビになりました。それ故に、バブル崩壊による大リストラ時代には、企業の言うことを素直に聞く団体になってしまいました。労働組合ではないですね。これは。また、就職氷河期世代の時は既存の正規社員も自己の雇用を守るのに必死となっていたことから新卒が極端に減少しているのにスルーしたそうです。労働組合に関しては改名した方がいいんじゃないなと思います。
非正規雇用が増えている問題点
たしかに、非正規雇用は自由に働けるような感じではあります。ですが、給料的には正社員よりも安定していないです。実際に会社側は何かあった時は正社員よりも非正規雇用の人から切るのが普通ですからね。となると、不景気の時は失業率が高くなるのはもちろんのこと安定して働ける人が少なくなってしまいます。これでは、みんなして不安になりながら働くことになります。また、いざ働き口がなくなったら困窮する人が増えることは間違いないです。それ故に国力が低下してしまうのかと思われます。
※詳しいことに関してはこちらの記事を見てください!
まとめ
正社員でも非正規雇用でも不安定なのは現実です。正社員だっていつ切られるかなんて分からないですからね?ただ、どうしても非正規雇用の方が稼げないですしね。最低でも時給1200円で最低でも週に50時間以上働かないと最低限の給料はあることはできないはずです。まあ、正社員でも手取り少なかったらそれはそれまでですけどね…。ただ、どうしても非正規雇用の方が不安定です。となると、収入面に不安定な人ばかりが増えていくことになっています。このようなことを踏まえても、きちんと対策していかないと破滅しかないのかなと思われます。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。
りかちゅう